アトピー性皮膚炎と食べ物との関係を見てみましょう。
あなたはアトピー性皮膚炎症状がひどくて
アトピー症状でかきむしって痛い
アトピー症状の箇所に熱感がある
アトピー症状が辛い
アトピー症状が苦しい
アトピー症状が出て痒い
アトピー症状を我慢している
治らないアトピー症状に対して怒り
それは、もしかしたら、食生活に問題があるかもしれません。
今、あなたの食生活は、問題はないと言えますか?
アトピーは、元々の体質や皮膚のバリアが弱いなどの要因があると考えられています。
そうなった原因の一つとしてご自身の食生活のバランスが関係するかもしれません。
もし思い当たる事があれば
そこをしっかりと見直し、良い食生活を身につけることが、アトピー改善に大きく繋がってくるといえます。
アトピー性皮膚炎の原因を引き金となる可能性がある食べ物とは
お菓子(脂質系など)
お菓子には、トランス脂肪酸というのが入っています。
その他にも
サラダ油
マーガリン
バター
インスタント食品
などです。
トランス脂肪酸は、LDL(悪玉)コレステロールを増やし、HDH(善玉)コレステロールを減らし、体に負担を大きくしてしまうと言われています。
日本人が好んで口にするこの3つの食材に共通するのは、トランス脂肪酸です。
トランス脂肪酸は、自然ではほとんど存在せず、人工的に作られた脂肪酸です。
アトピーを悪化させる物質と考えられているのです。
トランス脂肪酸は体内の炎症因子を増やすことで、アトピーの症状を引き起こすといわれています。
それにより皮膚が赤くなり、かゆみが増えます。
トランス脂肪酸は、アトピーを悪化させるだけではありません。血液と血管の病気を引き起こす悪玉コレステロールを増やします。また、逆に、血液と血管の病気を抑える善玉コレステロールを減らしてしまいます。
血管に大きく負担をかけてしまう為、動脈硬化などが起こしやすくなると言われています。
また、肝臓や腎臓や心臓などに血管は通っていますので各内蔵にも負担がかかりやすくなります。
特に、肝臓や腎臓は体の不要な物や毒素を解毒してくれたり、外へ排出してくれたりしますが
負担がかかった状態であれば、本来の働きができにくくなり、体に溜まりやすくなります。
溜まりやすくなると、その毒素は皮膚から出ようとします。
それが、湿疹だったり、アトピー症状だったりします。
それだけ、体に与える影響は大きいと言えます。
大きく体に負担がかかる事は控えていきましょう。
次に、よく言われているのが
アトピーとタンパク質(お肉など)
お肉をたくさん食べると、アレルギー体質になりやすくなることが指摘されています。
アレルギーを引き起こす「抗体」もタンパク質でできているので、お肉のタンパク質によって、「抗体」が増えてしまうのです。
つまり、肉そのものがアレルギーの原因になり得るのです。
さらに、お肉を多く食べ過ぎると、腎臓や肝臓の機能が低下します。
この2つの臓器は体内の毒素を体の外に出す役割がありますから、機能が低下することで、体内に毒素がたまることになります。 アトピーの症状は肉類や炭水化物類などの摂りすぎや、栄養バランスの崩れが原因で発症することがあります。
油っぽいものが多いものは全体的に控えましょう。
野菜を多く摂り、腸内環境を整えることに気を配りましょう。
アトピー性皮膚炎の方から聞かれる事があります。
アトピーと乳酸菌はいいの?
アレルギー症状を良くしてくれると言われているのが、乳酸菌と言われています。
なぜ、乳酸菌がアレルギーに対して良いのでしょうか?
まずは、アレルギーはなぜ起こるかをご説明します。
ちなみに、アレルギー反応を起こす原因となる物質をアレルゲンと呼んでいます。アレルゲンになり得る物は、その多くはタンパク質です。食物、ダニ、カビ、昆虫、ハチ毒、動物の皮屑、花粉、薬品、天然ゴムなどがあります.
下図をご覧下さい。
そのアレルゲンが皮膚の中に侵入してくると、皮膚の中には、肥満細胞(マスト細胞)がおります。
その肥満細胞に付いているIgE抗体が、アレルゲンを見つけると結合し、ヒスタミンを出します。
そのヒスタミンこそ痒みの原因なのです。
そして、免疫の成分でもある
IgE抗体の量がアトピー性皮膚炎の症状にも大きく関係しています。
アレルギーが起こるのは、アレルゲンが体内に侵入したとき、それに対処するための物質(IgE抗体)が多く作られすぎてしまうからです。
免疫バランスが正常であれば、通常アレルゲンが排除されたあとIgE抗体の生産を抑制する機能が働きます。ただし、免疫力が弱ってバランスが崩れているとアレルゲンが排出されたあともIgE抗体がどんどん作られ、体内に蓄積されていきます。
蓄積されたIgE抗体が次に同じアレルゲンに触れたとき、それを排出させるために過剰に反応し、アレルギー反応がでるというわけです。だからしっかりと免疫の状態を整え、IgE抗体を安定させてあげればアトピー性皮膚炎はよくなる可能性が高まりやすくなるのです。
で、なぜ乳酸菌なのか?
それは、「小腸」大きく関係しています。
小腸にはカラダのなかの多くの免疫細胞が集まる「腸管免疫系」という免疫システムがあり、体内で最大と言われています。
乳酸菌は腸内の免疫のバランスを整えることでアレルギーなどにも役立つといわれています。
つまり、免疫機能の要となる器官の腸を健康に保つことで免疫力も次第にアップすると考えられます。
乳酸菌はこの善玉菌の働きを助け、免疫(腸)サポートする役割があります。
体内でIgE抗体の働きを抑えたりするとも言われています。
ですので!!!
アトピー体質の改善には、腸内環境を整えてあげる事が第一に挙げられます
腸に優しい食べ物を選ぶことが、アトピー改善の第一歩ですよ。
また、皮膚の健康維持や免疫力を高めるために、ビタミンやミネラルも必要です。
特に日本人は、ビタミンB2が不足していると言われているんです。
ビタミンB2は、皮膚や粘膜を助けてくれていると言われています。
さらには、脂質や糖質の代謝を助けてくれる働きがあります。
代表的な食べ物とは
納豆、牛乳、うなぎ、卵、レバーなどです。
必要な分をしっかりと摂取していきたいですね。
他にも、万病の元と言われている冷え・低体温症の改善に、体を温める食べ物を選ぶことも大切です。
但し、食べ物にも自分との相性もあります。
例え、体に良い物でもバランスが大事になりますので、無理して食べないようにしてくださいね。
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